株式会社番匠 | 文化財修理施工事例

番匠は日本の森林を守ります

１）傷んだ外壁材を同じ材質の木材で張り替えます。写真は吉野杉の板目張りです。

２）土壁は経年劣化が激しいため、同じ質感の聚楽壁で仕上げました。

３）張り替えたばかりの外壁材の色合いは元々の木材との違和感を与えますが、しばらく経つと周囲の外壁となじんできます。

４）塗り替えられた壁や復元された雨樋も建物と調和しています。

５）銅吹き屋根は吹いたばかりで材質の光沢がまばゆいばかりですが、数ヶ月を経れば渋みを増してきます。

６）垂木、野地板ルーフィング等の下地材を取り替え、屋根の吹き替えが完了しました。

７）銅製雨樋も復元しました。

８）寄棟屋根の交わる部分は雨雪が集まるところです。谷樋を交換し、雨漏り対策も万全です。

９）使用可能な材木は出来る限り再利用し、今迄の状況を維持するよう心掛けて施工いたしました。